ラボ用粉体球状化装置 NSM-55
「粉体球状化装置NSMシリーズ」に極少量のサンプルでラボ試験が行える「NSM-55」が加わりました。最大の特長は加工槽が本体と分離できるため、グローブボックス内で粉末の出し入れを行い、密閉状態でボックス外に出し粉体加工が粉得る点です。NSMは高速撹拌翼の分散力と剪断力で、球状化だけでなく、複合化やコーティングにも貢献しています。全固体電池の開発では、活物質に固体電解質を薄膜コーティングする技術が求められており、この分野でもお役に立てる装置です。
特長
- 内容積83㏄なので極めて少量の粉体加工が可能
- 羽根は加工槽底面からではなく上面からの軸に固定するため、軸シール部に粉が溜まりにくい構造
- 加工槽は密閉状態で本体と切り離しが出来、グローブボックス内(GB)で原料の充填、GBス外で加工、GB内で製品を取り出す操作が可能
用途
- 電池材料開発(ガス環境下・除湿環境下など)
- 粉体球形化
- 粉体の複合化
- 精密混合
仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
加工槽寸法/容積 | φ55×35h/約83㏄ |
仕込み量 | 数㏄~20㏄程度 |
回転数 | 17,000rpm |
動力 | 2.2kw |
外形寸法 | W470×D600×H600 [mm] |
本体重量 | 80kg |
切り離し加工槽重量 | 4.5kg |
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