光遮断式粒度モニター

parsum_probe インライン粒度分布測定プローブ Parsum は、ガス流中に分散された固形粒子の粒子径をリアルタイムで測定します。本防塵・防水プローブ(IPP70)は、4種類中から最適なエジェクター(分散)ノズルを選定しエジェクターエアーが粒子を分散し、測定可能な適正濃度迄調整します。粒子濃度の高いシステムでも効果を発揮する事ができ、流動層や配管中など、粒子が不規則に動く場合でも、分散方向を一様にして、個々の粒子の測定を容易にします。

特徴

  • 軽量で簡単設置。既存のプロセス設備にすぐに設置できます。
  • 幅広いダイナミックレンジ。最大50m/sで移動する50μm~6mmの粒子に対応。
  • 粒子濃度が変動しても高い再現性を発揮。流動床造粒などの不規則挙動粒子に最適。
  • 包括的ソフトウェアによるリアルタイム解析/フィードバック制御。

>>パーサム 技術資料 

>>パーサムとロボットシフター 相関性資料 

測定原理-空間フィルタ速度計測法

既に確立された空間フィルタ速度計測法を適用し、粒子がレーザ光線を通過し直線上に配列された光ファイバーに影を落とす際に、粒子径と速度のデータを粒子から同時に取得できます。

parsum_genri

  • 特許取得の測定技術
  • 体積粒子径分布と個数粒子径分布を測定
  • 常時測定でデータのタイムギャップなし
  • 球形粒子への変換なし

「バースト a」と「バースト b」のファイバー束を通過する粒子により、バースト信号が生成されます。この信号の周波数を光検出器で測定します。周波数は粒子速度 v に比例するため、空間フィルタ定数 g がわかれば速度 v が計算できます。粒子が光線を通過する際、 1 本の光ファイバーによって第 2 の「パルス」信号が生成されます。このパルス信号の時間 t と移動粒子の速度 v がわかれば、粒子の弦長 x が計算できます。

サンプリングポイント例

流動層造粒

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本体仕様

測定範囲 粒子径50μm~6000μm、速度0.01~50m/s
測定原理 空間フィルタ速度計測法
粒子濃度 体積含有率200~120,000ppm(粒子径と速度による)
寸法 管長L=280mm 管径D=25mm
重量 約1.5kg
対応規格 防塵・防滴:IP65(プローブ)
最大装置/PC数 1PCにつき4台設置可能
電源 AC100~240V 、50/60Hz
使用温度範囲 -20~+100℃(連続測定動作で測定点において)
-20~+60℃(プローブハウジングにおいて)
PC OS:Windows
お問い合わせの上、最新の対応をご確認ください。
材質 SUS316L(インラインプローブ)
サファイア(ウインドウ)、エポキシ樹脂(光学部品)
圧力鋳造アルミニウム(電子部品)
外部接続 アナログ出力(4-20mA)のほか、Ethernetによる通信
必要なユーティリティ 圧縮空気または窒素0.5Mpa、40L/min

 

 

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