粉砕設備について

当社の食品受託工場では、食品用のジェット粉砕機をはじめとした様々な粉砕機を揃え、長年蓄積した微粉砕加工のノウハウで、ご希望の粒度に合わせた最適な加工を行っています。 有機JAS対応の加工や食品添加物の加工も可能です。

各種粉砕加工

粗粉砕 ティーバッグ用や抽出処理に適した粒度に調整します。
微粉砕 ジェットミル等を駆使し、2000メッシュ程度まで、ご希望の粒度に調整します
繊維質の粉砕 粉砕の難しい繊維質・高分子を200~1000メッシュ程度の微粉末にします。
油分質の粉砕 粉砕の難しい油分豊富な素材を60~80メッシュ程度の粉末にします。
コルク質の粉砕 粉砕の難しいコルク質を200~1000メッシュ程度の微粉末にします。
アルファ化粉砕 穀物に含まれるデンプン質を高度アルファ化(糊化)させながら粉末にします。

食品用ジェット粉砕機(シングルトラックジェットミル)

シングルトラックジェットミルは粉砕室内に駆動部品がなく、クリーンな圧縮空気による気流によって粉砕を行います。プッシャーノズルにより粉砕室内に吐出された原料は、連続する粉砕ゾーンの中で、原料同士の相互衝突による粉砕を行い、粉砕品は遠心力により分級され、微粉はアウトレットから排出、粗粉は粉砕ゾーンで粉砕を繰り返します。

駆動部分がないので保守・清掃が容易であり、また、断熱膨張による流体温度の降下が起こることから、成分や色味など、熱の影響を受けやすい食品素材の微粉砕に適しています。