オートシーブシェーカ RT-200 (全自動シーブシェーカ)
ふるい分け測定で多く使用されているロータップ式ふるい分け振とう機が自動化されました。
サンプルをセットすれば、ふるい分け→計量→ふるいの清掃まで、完全自動で測定が行えます。
特徴
- ふるい分け方式は非常に多くの業界で使われているロータップ式を忠実に自動化しています。
- 振動モータはインバータ制御しており、サンプル毎に最適な振動数にセット可能です。
- ふるい網の目詰まり除去用ハンマリングはエアーノッカー(SV30)を使用しています。
- ふるいはJIS規格φ200×45hの試験用ふるいが使用できます。8段まで取り付けが可能です。
- 標準でステンレス製カップサンプラが付いています。6点連続自動測定が可能です。
- ふるいの取り付け・取り外しはクランプによるワンタッチ操作です。
- ふるい上とPAN各段の重量は電子天秤により計量され、パソコンで粒度分布を計算します。
- ふるい清掃は装置内部で自動的に行います(ブラシ清掃)。
- モータやシリンダの制御、電子天秤の読み取り、計算・表示など、全て1台のパソコンで行う極めてシンプルな制御方法となっています。
試料投入部
サンプルカップが回転し、投入されていたサンプルは、下部ふるい上 に落下します。その時にサンプルカップに付着した場合を想定し、カップの裏をハンマリングします。
側面、下部からの目詰まり防止パルス
ふるい下部の1ヶ所、側面2ヶ所のパルスは、微粉を効率よく落とすことに効果大です。音波でも落ちにくいものに威力を発揮致します。
システム構成
動作
データ処理
1. 測定条件設定画面
ふるい分けの条件入力操作を簡単にするため、使用するふるい目開きや各段の合否判定の範囲(管理範囲)などを一括条件設定できます。
下図では“test”というプロダクトファイル名で、使用する8段のふるいの条件を登録しています。
2. 測定画面
1測定が終了すると、各段のふるい上サンプル重量から、頻度分布・累積分布等の粒度分布測定結果を表示します。
3. 測定結果の表示
測定データをEXCEL上に表示させることも可能で、測定条件・測定結果・グラフ表示を1枚のEXCELシートに表示した例です。簡単に「ふるい分け報告書」が作成可能です。
仕様
品名/型式 | オートシーブシェーカ/RT-200 |
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寸法 | 883W×1382D×1630H(mm)※PCは除く |
重量 | 約300kg |
電源 | AC100V 50/60Hz 1500VA |
空気源 | 0.5MPa 20L/min 清浄エアー |
電動機 | ふるい振動用:0.2KW 6P インバータモータ INDEX用:60W ブレーキ付きギアドモータ サンプラ用:25W ギアドモータ |
天秤 | 電子天秤 最大秤量:6kg 最小表示:0.1g |
ふるい | JIS Z-8801 試験用ふるい φ200×45h×8段(+PAN) |
サンプル | 5.6mm~20μm 50~100g/1測定 10連サンプラ内蔵 |
ふるい分け方式 | ロータップ式(ふるい横振動+上方パルス) |
測定時間 | 分級時間+10分(ふるい清掃時間含む) |
データ処理 | Windows PC OS:Windows7推奨 USBポート必須 |
データファイル | EXCEL CSVファイル形式にて保存 |
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